グリューナー・フェルトリーナー ヴァインツィエールベルグ 2022 (シュタッド クレムス)
3,900円(税込4,290円)
葡萄品種 グリューナーフェルトリーナー 100%
辛口 白 750ml
アルコール度数 13%
葡萄は、クレムスの街の真ん中にある南東向きの高いテラスに岩の多い乾燥したレス土壌と砂利の土壌で栽培されています。標高は218mから291m。ハーブやリンゴの香り。タバコ、ダークスパイシー、アプリコットの味わいがあります。
丁寧に選別して収穫し、スレンレスタンクで18度で発酵。澱とともにステンレスタンクで10ヶ月熟成
ワイナリー
シュッタット・クレムスは、ローマ皇帝であったレオポルド4世男爵が設立した病院所有の畑にまで古くは遡ることができる、550年以上の歴史あるヨーロッパの中でも最も古いワイナリーのひとつです。
所有畑は約30ヘクタールで、フラッグシップの葡萄品種はグリューナー・フェルトリーナーとリースリングで、生産量の95%以上を占めます。
ベーシックワインから「エーステライヒトラディツィオンヴァインギュンター=オーストリア伝統醸造所連盟」の1級畑「エアステラーゲ」に格付けされている「Köglコーグル」「Gaisbergガイスベルク」といった畑から収穫された上級ワインまで作っています。
ワインメーカーであるフリッツ・ミースバウワー氏はフライエ・ワインゲルトナー・ヴァッハウ(現ドメーヌ・ヴァッハウ)のチーフワインメーカーに若干20歳で就任。
同ワイナリーを世界一の協同組合に仕立てながら、その完璧主義が災いし、組合出資者(畑の所有者)か2003年に解雇されてしまう、というその品質に対する追求心の高さが伺い知れるエピソードはあまりにも有名です。
シュタット・クレムスのゼネラルマネージャーに就任すると、今度は市営ワイナリーを瞬く間に高品質なワインを造るワイナリーに蘇らせたのです。
ストイックなまでのミースバウワー氏の指導のもとこのワインは造られました。
【エーステライヒトラディツィオンヴァインギュンター= オーストリア伝統醸造所連盟について】
ドナウ河のワイン産地=カンプタール、クレムスタール、トライゼンタール、ヴァーグラムの4つの産地で区画畑の格付けをしている団体。
現在34のワイナリーがエーステライヒトラディツィオンヴァインギュンターに参加。
4つの地区の畑の中から現在プルミエクリュ(1級畑)を「エアステラーゲ」として格付しています。