メルロー シュナイダータイル 2017 (エスターハージー ワイン)
4,900円(税込5,390円)
葡萄品種 Merlot 100%
メルロー
辛口 赤 750ml
アルコール度数 14.6%
酸度 5.8g/l
残糖度 1.0g/l
ワイン
凝縮感のある果実味。なめらかなタンニンの上品な辛口赤ワイン。
ローストした牛肉料理、牛肉の煮込み、野生の動物の肉(鹿、猪、うさぎなど)こくのあるハードチーズと合います。
醸造
5,000lの上面開放式の木製発酵槽で発酵。14日間スキンコンタクト状態の時から100%マロラクティック発酵をさせる。
バリック(40%新樽)で16ヶ月熟成。
ノンフィルター。
畑
シングルヴィンヤードであるシュナイダータイルはザンクト・ゲオルゲンのそばライタ山の南向きの丘にあり、暖かさを保つ砂の多い土壌は力強い赤ワインを造る為には最適の条件となります。
ワイナリー:エスターハージー ワイン
ワイナリーの説明
歴史
エスタハージーはオーストリアを代表する侯爵家であり、 オーストリアの歴史において重要な役割を果たしています。ワインづくりにおいても輝かしい歴史があり、当初より傑出した素晴らしいワインを産出しています。
近年、国際市場向けの生産・醸造方法やマーケティング手法をとっていましたが、ここへきてオーストリア国内におけるワインづくり、とりわけブルゲンラント、ライタベルクに再度注目し、自分たちに何ができるのか自問したのです。
そこで、この地域の特色である、独特の石灰質土壌や粘板岩土壌を前面に表現したワインを造るため、このプロジェクトを始めました。
エスターハージーはこれまでの膨大なデータと経験をもとに、型破りな醸造技術、様々な貯蔵容器を使用し、魅力的なワインを創り出します。
このプロジェクトは、地域の特色を生かした、高品質な少量生産のワインを作るためのものであり、今後ゆっくりと時間をかけ、進めていきます。
エスターハージー公爵家は17世紀からブドウ栽培とワイン醸造を手がけてきました。ワイナリーの第一の目標は代々受け継がれてきたワイン作りの伝統と近代的な技術を結びつけることにあります。
アイゼンシュタット市の郊外にモダンなデザインのワイナリーが建てられました。
最新の醸造技術、その土地の特性を生かしたワイン造りを徹底して行い、ワインを楽しむ事を第一に考えるワイン生産を目標としています。
現在、エスターハージーワイナリーはワイン醸造技術の開発と導入のリーダーシップを担っています。
エスターハージー公爵家はオーストリアのパノニア地方で数世紀にわたり文化的功績を収めてきました。
エスタハージー家は17世紀からワイン栽培と醸造に携わり、ハプスブルグ王朝の女帝 マリア・テレジアはエスタハージー家のワインを高く評価していました。1758年に赤ワインの為のブドウ栽培が始まりました。エスターハージー公爵夫人マリア・ルナティ・ヴィスコンティがブルゴーニュから来たピノ・ノワールを栽培せよと命令したと当時の書類に書かれています。
エスターハージー公爵家の豪華な宮廷の生活は非常に有名でした。マリア・テレジア皇后のみならず、エスターハージーワインは多くの人々から高い評価を受けていました。このワインはパノニアのマイルドな特別な気候で育ったブドウをエステルハージー宮殿のワインセラーで醸造した高級なワインです。
世界的に有名な音楽家ヨーゼフ・ハイドンは長く宮廷に住み、1789年の書類にあるように給料の一部をワインで支払いを受けていました。
贅沢に慣れていたドイツの有名な詩人ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテはエスターハージーのコレクションの印象的な財宝を見て、「エスターハージーの妖精の国」と称しました。