リースリング ウンエンドリッヒ スマラクト 2019 (エフ・エックス・ピヒラー)
25,100円(税込27,610円)
葡萄品種 Riesling 100%
リースリング
辛口 白 750ml
アルコール度数 14.5%
酸度 6.9g/l
残糖度 8.4g/l
Wachau ヴァッハウのワイン格付け
【スマラクト】SMARAGD
ヴァッハウで最高のワインに与えられる名称で、名前の由来は、ドナウ河畔のテラス状のぶどう畑の陽だまりに遊ぶエメラルド色のトカゲ『スマラクト』(エメラルド)からで、良い畑にだけ現れると言われています。
この『スマラクト』の名を付ける事のできるワインは、最も濃厚で、最もアルコール度が高い、豊かな果実味とバランスのよい酸味が調和した好条件の年に造られる逸品だけです。
オーストリアのワイン法でシュペートレーゼクラスの熟成度のぶどうから造られるワインですが、完全発酵する事が条件で最低アルコール度数は12度です。
『スマラクト』クラスのインは十分に熟成する事が望ましいので収穫の翌年の5月1日から販売する事が許されます。
長期保存するほどに味が深くなるヴァッハウの自然が生む最高級白ワイン。
KMW19度以上 アルコール度12.5%以上
ワイン
Unendlich(ウンエンドリッヒ)はドイツ語で”果てしない”や”無限”を意味する言葉です。
桃やアプリコットなど華やかで濃厚なフルーツの香りとフレッシュな酸・上
質なミネラルがワインをまとめ上げています。全体的に味わいはしっかりと凝縮感
のある味わいで、リッチで力強いワインです。熟成のポテンシャルも素晴らしく、
まさにワインの味わいは口の中に無限に広がっていく様です。
醸造
ヴィンテージ、土壌そしてヴァッハウの特徴的な局地的気候を忠実に反映しているワイン造りを目指しています。
それぞれの銘醸畑が持つ複雑で個性的、繊細なニュアンスがワインで感じられ、味わえるようでなければなりません。このための前提となるのが、何回にも渡り最も質の高い、自然に熟したブドウだけを手摘みすること、丁寧に醸造し、30-40年間使用のオーク材大樽という従来の方法で熟成させることです。
補糖、清澄、あるいは濃縮もおこなわないことで、自然で私たちのワイナリーの品質を実感することができます。
ワイナリー
『Falstaffファルスタッフ』5つ星格付ワイナリー!
ピヒラー家は1982年から本格的に家族経営のワイナリーとしてスタートし、現在16ヘクタールまでに拡大。
葡萄栽培はヴァッハウ特有のテラス状の急斜面で行われることからすべて手作業で管理されるという過酷な条件の中、世界遺産にも認定されているヴァッハウの土壌のポテンシャルと、この地ならではの気候を最大限に生かした素晴らしいワインを生産しています。
オーナーのフランツ・クサファー・ピヒラー氏と息子のルーカス・ピヒラー氏による土壌、気候、葡萄のポテンシャルを最大限に引き出す才能は定評があります。
気候
ピヒラーがあるヴァッハウ、オーバーロイベンは東の暖かいパノニア気候であり、乾燥した風がヴァッハウ渓谷に流れ込み、ここで西の大陸性気候とぶつかります。
ヴァルトフィアテルから冷風が、谷に沿ってドナウ川に流れ込みます。このため、昼夜の温度差が大きくなります。
更に、局地気候の力も相まって、これが、少なくとも2000年間、ヴァッハウ産ワインの特徴である凝縮した上品な香りを生み出しています。
ケラーベルグ
デュルシュタイナー・ケラーベルクは急な斜面で、やせた純粋な原生岩のテラス状畑、南東斜面、少し奥まった谷の出口部分にあり、非常に特殊な局地気候となっています。
ケラーベルクには早朝から日があたります。
夜には森から流れ込む冷風によって、ブドウは複雑なテクスチャーと繊細なニュアンスを持ち、ほとんどの場合、エキゾチックな香りのワインです。
秋には、昼と夜の温度差が激しくなり、それがブドウの特徴に反映されます。